中学3年生 日帰り淡路島研修旅行
京都女子に限らず、どこの学校どのクラスも同じですが、今年度はコロナウィルスに悩まされた一年でした。中学3年生ウィステリアコースのみなさんは、9月の時点でオーストラリア海外研修旅行を断念し、代替旅行として2月に沖縄への研修旅行を計画し事前学習も行っていました。残念ながらそちらの旅行も、緊急事態宣言のもと実施を断念せざるを得ない状況となりました。
海外研修旅行で失われた語学研修は、大阪イングリッシュビレッジやフィリピンとの国際交流で補いました。そして、現地に行くことはかないませんでしたが、沖縄研修旅行に向けて行った平和学習は、オンラインで平和の語り部さんによる戦争体験のご講話を拝聴するなどして、多くのことを学び、考えてくれました。
そして、今日、最後の研修として淡路島へ日帰りの研修旅行を行いました。この研修の多くは生徒たちが企画し、ルールを決め、そしてしっかりと事前学習も行っての旅行です。事前学習では、「牛乳がどのようにしてバターに変わるのか」、「うずしおとはどういうものか」、「神話にまつわる淡路島の由来」について学んでくれました。
今日行った研修は、まず午前8時に京都駅集合。そこから貸し切りバスに乗って、「道の駅うずしお」まで移動。残念ながら鳴門海峡の渦潮を見られる時間には到着できませんでしたが、そちらで昼食をいただき、「イングランドの丘」へ。「イングランドの丘」では、まずバターづくり体験を行った後、自由行動。帰りの路では、ハイウェイオアシスに寄って少しお買い物をし、午後6時には京都に到着しました。あっという間の一日でしたが、卒業前の研修としては、良い思い出に残る素敵な研修になったと思います。
この一年間は、ウィステリアリサーチの授業も含めて普段の授業だけでは学ぶことのできない数々の貴重な体験を得てくれました。そして逆境にも負けず、本当に前向きに過ごしてくれたと思います。この経験を生かして、高校生になってもさらに一層多くのことを学んでいってもらいたいと思います。
3年生のみなさん、一年間お疲れさまでした。そして、これまで本当にありがとう。