新校舎について School building

2025年度 校舎新設

新校舎での
学びがスタート!

自然エネルギーを活用し、
カーボンニュートラルへの
貢献が体感できる

体験型・ZEBスクール

新しい校舎は、省エネルギーかつ生徒の健康に寄与する自然の光・風を積極的に取り入れる仕組みを導入し、生徒が3年間かけてその効果を体感しながら、環境配慮への意識を醸成することができる設計です。

トップライトから降り注ぐ自然光や、目に見えない空気の流れを見える化する仕掛けなど、校舎内には生徒が自然環境を感じられる場所を各所に設けており、生徒の環境意識を育み、自身が地球環境のためにできることを自発的に考え、継続的な省エネルギー運用に向けて実践的に取り組める学びの場を創出します。

※ 横スクロールでご確認いただけます。

西日本エリアの私立中学校・高等学校では初の『ZEB Ready』認証を取得

新しい校舎は、効率の高い設備機器の採用や太陽光発電パネルの設置、建物全体を活用した自然換気 システム等を取り入れることで、1次エネルギー消費量を50%以下まで削減することができます。そのため、西日本エリアの私立中学校・高等学校では初の『ZEB Ready』認証を取得しました。

【ZEB(Net Zero Energy Building)とは】

「ZEB」とは、年間の1次エネルギーの収支をゼロにすること、つまり省エネによってエネルギーを削減し、創エネによって使う分のエネルギーを賄い、エネルギー消費量を実質ゼロにすることを目指した建物のことです。

新校舎のポイント

01

居心地のよい学習環境
ホームルーム教室

木のぬくもりと、明るい空間で居心地のよい環境となりました。
各教室に外側・廊下側に大きな窓が設置され、開放的で明るい空間が広がっています。
全教室大型のホワイトボードを設置することで、視覚的・空間的な拡がりを活かしたダイナミックな授業が可能になりました。
これにプロジェクタを組み合わせることで、デジタルとアナログの長所を統合した指導が実現し、学習の理解・定着・主体的参加を促進します。

02

特別教室

特別教室は、生徒が安全に実験・実習ができるよう、広く明るい空間になっています。
また、知的好奇心をくすぐる意匠で構成されており、学びの意欲を高める場となっています。
理科室は「LAB(ラボ)」と呼ばれ、学びの内容によって生物・物理・化学・地学の4部屋があります。
床面の色は、生物『植物の「緑」』、化学『リチウムの炎色反応の「赤」』など、それぞれの学習内容に合わせた意匠としています。
天井照明は「ベンゼン環」を模しており、気づくと「なるほど」と思わせる仕掛けで学習意欲を高めます。
LAB3「化学」には、最新のドラフトチャンバーを6台設置し、複数の生徒が同時に安全な実験を行える環境を整えています。

03

オープンライブラリー

飛翔館では「いつでも・どこでも本に触れられる空間」をコンセプトに「オープンライブラリー」を構築しました。
いたるところに本があることから、時間の空いた時に何気なく読んでみたり、自分の興味が意外なところにあることに気づいたりと、本の魅力を身近に感じることのできる空間が広がっています。
オープンライブラリーの特徴として、2階・3階は日本十進分類法にもとづいた配架エリアを展開し、探しやすさと出会いやすさの両立を図っています。
1階は「きづく」「まなぶ」「つながる」をコンセプトに、10の独自分類テーマを設定し、それに関連する書籍を配架しています。
テーマは、「ちがいにきづく」「いのちをまなぶ」「未来とつながる」など、生徒の興味関心をひく内容としています。
図書の貸出しは、自動貸出機で生徒が自ら行います。
最新のIC タグを活用し、借りたい本をIC リーダーへ複数冊同時に置くだけで貸出処理が完了します。
また、「ブックル」という本の通帳を各自持っており、今まで借りた本のタイトルなどを記録することもできます。

04

ピクトグラム

飛翔館の特別教室や職員室などのピクトグラムは、生徒がデザインしました。
飛翔館建築にあたり、生徒の有志が京都女子大学生活デザイン研究所の指導のもと、あたらしい学び舎に相応しいデザインを自分たちで考案しました。

新校舎ギャラリー