中1 キャリア学習「ふぃめりあ」が始まっています

2020年07月14日
中学校

中学1年生では、本校独自のキャリア教育「ふぃめりあ」が始まっています。元来、多様で解釈の幅が広い「キャリア」、「キャリア教育」という言葉を学校現場に合わせて文部科学省は次のように定義しています。

 

キャリアとは

人は,他者や社会とのかかわりの中で,職業人,家庭人,地域社会の一員等,様々な役割を 担いながら生きている。これらの役割は,生涯という時間的な流れの中で変化しつつ積み重なり,つながっていくものである。また,このような役割の中には,所属する集団や組織から与えられたものや日常生活の中で特に意識せず習慣的に行っているものもあるが,人はこれらを 含めた様々な役割の関係や価値を自ら判断し,取捨選択や創造を重ねながら取り組んでいる。人は,このような自分の役割を果たして活動すること,つまり「働くこと」を通して,人や社会にかかわることになり,そのかかわり方の違いが「自分らしい生き方」となっていくものである。このように,人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが,「キャリア」の意味するところである。

(中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月 31 日))

 

 

キャリア教育の定義

一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して, キャリア発達を促す教育

(中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月 31 日))

 

つまり、『自分が自分として生きるために,「学び続けたい」「働き続けたい」と強く願い,それを実現させていく姿がキャリア教育の目指す子ども・若者の姿 なのである。』としています。もちろん、本校にあってもその目的に変わりはありませんが、本校では独自のプログラム「ふぃめりあ」を学びの軸としてそれらの学習活動を進め、各自の人間的成長を促すよう取り組んでいます。

 

  

先週は「言葉」について、まず教頭先生のお話しを聴き、それを元に各自の思いや考えなども交えながらグループに別れて討論をしました。そして最後にクラス内で発表をし、独自の教材である「ふぃめりあJr. vol.1」という専用のノートに記入をもしました。今後も「チーム」や「職業」など、様々なテーマに取り組む予定です。