中3顕道 薬用植物園 訪問

2024年10月29日
中学校

 探究活動の一環として、京都薬科大学薬用植物園御陵園を訪問しました。日本薬局方収載生薬の基原植物を中心に約300種を栽培していて、大学生の早期体験学習や学生実習を実施している場所です。

 最初に月岡先生から御陵園の紹介や薬用植物についての講義を受けた後、4つのグループに分かれて見学しました。薬用植物園長である中村先生をはじめとする講師陣からさまざまな薬用植物について解説をしていただきました。小雨の降る中での見学でしたが、雨にぬれながら講師の話を一生懸命に書きとめていました。3学期に行う探究発表に向けて、今後もさまざまな情報収集を行っていくことでしょう。

【感想】

・薬には様々な種類があり、生薬から医薬品が作られていることが分かった。薬品によって様々な使い方があり、植物を正しい方法で使用すると良くなるが、まちがった方法で使うと副作用など健康被害が出ることを改めて知ることができた。

・ダイダイという植物が印象に残った。未熟のものはキジツ、成熟したものはトウヒというように、時期によって名前が変わるのがおもしろかった。

・においが特徴的な植物が数多くあった。ほとんどの植物が初めて聞く名前だった。副作用のこともたくさん教えて頂けてよい学習ができた。今後の探究にもつなげていきたい。

9月に各自でまとめた薬草レポート集を京都薬科大学の先生方にお渡ししたところ、よく調べているとお褒めの言葉をいただきました!