中学3年生ウィステリアコース 研修旅行 in東京

2021年11月06日
中学校

11月4日(水)~5日(木)、中学3年生ウイステリアコースの生徒達が、1泊2日で東京へ研修旅行に出掛けました。

例年3月に実施されるオーストラリア海外研修がコロナ禍で実現できなくなり、その代替行事としてウィステリアコースならではの国際的な研修を、東京で行ってきました。

 

1日目は、東京グローバルゲイトウエイ(TGG)を訪れました。

まず、3時間半にわたって英語のみでコミュニケーションを行い、さまざまなシーンを体験しました。多国籍のファシリテーターさんたちは、一人ひとりの英語運用能力レベルを瞬時に判断してくれるので、会話が途切れることはありません。買い物や旅行代理店での体験から、コンピューターを使ってのインフォグラフィックスの講義と実践などアカデミック内容まで、まるで海外にいるかのような時間を過ごすことができました。最後は、ファシリテーターさんがグループ毎に半日を英語で振り返ります。中身の濃い大変充実したプログラムを体験することができました。

夜には、「1日5分ビジネス英語」という人気ポッドキャストのマット竹内さんより「グローバル、ボーダレス世紀を生きる」と題しご講演いただきました。みんな目を輝かせて話に聞き入り、積極的に質問していました。

 

翌朝は、築地本願寺にて「お晨朝(朝のお勤め)」に参加、荘厳な雰囲気の中で聞く「恩徳讃」は、心に響きました。お勤めの後、シンガポール出身の職員の方から英語でお寺の説明をしていただきました。

朝食の後は、大使館訪問を行いました。シンガポール大使館では、大使自ら温かく出迎えてくださいました。代表生徒3名が、学校紹介や事前学習について英語でスピーチをさせていただき、お褒めの言葉をいただきました。ポイ捨てが罰金になることについて生徒が質問すると、大使は「シンガポールは個人、商業、政府レベルで環境問題に取り組んでいる」と熱く語ってくださいました。スウェーデン大使館では、「子供のころから模擬選挙などを行い、自分たちの国に関心を持つように教育が行き届いている」と聞いて、みんな感銘を受けていました。

 

感染者が減少傾向であったこと、また大変よいお天気に恵まれたことなども含め、保護者の皆様のご理解とご協力をいただきながら奇跡的にこのような充実した有意義な2日間を過ごせましたことを、心より感謝しております。