中学2年生Ⅱ類型 持続可能なフードシステムin 摂南大学

2021年11月17日
中学校

11月17日(水)、中学2年生Ⅱ類型の3クラスが「第4回 未来京都」の取り組みとして、摂南大学農学部を訪問させていただきました。

 

お昼ごはんを食べ終えて13時、青空の下、学校を出発しました。クラスごとにバスに乗って、今日の目的地は京都と大阪の境に位置する摂南大学農学部キャンパスです。

到着してまずはじめは、谷口葉子准教授による「持続可能なフードシステム」の講義。1学期はコロナ禍でオンライン講義が続きましたが、今回は大学の教室で受ける待望の対面講義です。やはり、実際に講師の先生のお顔を見ながらお話を聞くと、興味も理解も深まります。

「フードシステム」とは、農産物や食品の生産から加工、流通、消費に至るまでのプロセス。「川」に例えたイラストを用いて、分かりやすく教えていただきました。未来を考えた時、今のシステムは持続可能でない……。例えば農業であれば、①単一栽培によって農地に住んでいる生物の多様性が失われ、農地が枯渇したり、②大規模な農地では収穫のために機械を使用することが地球温暖化につながったり、③森林伐採によって砂漠化が拡大したり等、農業・畜産業・漁業、それぞれの分野ごとに具体的にお話してくださいました。近代化の中で効率を求めたばかりにこのような状況を招いてしまった現代社会。この現状を打破するために「持続可能なフードシステム」の重要さが叫ばれていることを、改めて実感することができました。

最後に、解決の方法の一つとして「有機農業」や「有機食品」があることを教えていただきました。コストや手間を考えるとまだまだ課題はありますが、廃棄せず循環させるという「持続可能」なシステムが、未来の社会を支えていくのですね。

講義の後は、構内探検・農場見学へ。構内には実験室がたくさんあり、白衣を着た学生さんが研究をしておられました。また、各自のテーマを決めて実験栽培されている畑やビニールハウスも見学させていただきました。

中学生にとって、「大学」や「研究」の現場を見る機会はめったにないものです。このたびの貴重な体験は、訪れた生徒たちの進路選択に少なからず影響を与えることでしょう。