中学1年生Ⅲ類型 歴史散歩&理科特別授業

2021年11月10日
中学校

11月10日(水)、中学1年生Ⅲ類型2クラスが、校外学習を実施しました。京都市青少年科学センターでの「理科特別授業」に加え、道中にある東山の旧跡を巡りながら「歴史散歩」も楽しみました。

 

まず、1時間目は教室で班ごとにプレゼンテーションを実施。

与えられた6つのテーマ「①鳥辺野・②鳥戸野陵・③泉涌寺・④悲田院・⑤東福寺・⑥伏見稲荷大社」をそれぞれ6つの班で分担して調べ、クラス全員の前で発表しました。

いずれの班も、3分という制限時間をいっぱい使って楽しくプレゼンしてくれました。ポスターや資料を作成したり、事前にアンケートを取ってテーマを絞りみんなの興味を引くようなクイズを考えるなど、それぞれの班で独自の工夫をして発表に臨みました。

 

プレゼンが終わると、校外へのお出掛けです。

紅葉しつつあるキャンパス木々に見送られ、みんな嬉しそうに列をなして出発していきました。

途中、鳥戸野陵の前を通り、泉涌寺・悲田院のすぐ近くを通過。さらに東福寺で色づき始めた紅葉を愛でながらテクテク歩いて伏見稲荷大社へ。少し寒い日でしたが、学校を飛び出して学ぶ楽しさはやはり格別、秋の美しい景色の中、クラスメイトとの会話が弾みます。

昼食場所は、青少年科学センター前の公園。みんなで楽しくお弁当を食べました。

そして、いよいよゴール地点「青少年科学センター」の中へ。理科の先生が作ってくれた課題プリントを手に、みんなで答えを探して回りました。教室でも楽しく大好きな理科ですが、実際に見て触れて体感する科学の世界は魅力いっぱい。いつも教室で勉強している内容が、実はわたしたちが日常生きている実世界と深くかかわっているのだということを知り、さらに好奇心を刺激されたようでした。

感想には、「学校ではやらないような複雑な形の光の道筋がとてもきれいだった」「京都の自然とリアルに向き合えた」「振り子が振れる向きが少しずつずれて1回転する→つまり一日が経つということを、「なるほどね!」という感じで納得しました」「「重力より力強い磁力…間に手をはさんでもくっつこうとする磁力は収まりませんでした」と、みんなの感動・感激がよく表れていました。

おーぉ、すごい!」「へぇ、そうなんだ!」「あー、そういうことか」「うんうん、なるほどね!」こういう感覚が学びの醍醐味です。

このたびの校外学習では、目にするすべてのものから、新鮮な驚きや感動が得られたことでしょう。

歴史も文学も科学も、いずれの世界も魅力で満ち溢れています。みんな将来どのような世界に入り、何を探究していくのでしょうか。