中3生から自学レポートが届きました!

2020年04月16日
中学校

 今日、中学3年生の生徒から、新型コロナウイルスに関するレポート(B5サイズ14ページ)が学校に届きました。学校の課題ではありませんでしたが、休校中に自らの探求心で仕上げたとのことでした。

 私は今回、このようにして新型コロナウイルスのことをレポートにまとめたことによって、このウイルスがどんなものなのか、それによって世の中にはどのような影響が与えられたのか、そしてこれからどうしていくのかを知ったり、自分なりに考えてみたりすることができました。今回のこの出来事はこのレポートだけでは語りきれるようなものではないし、まだまだ知らないことがたくさんあると思います。きっと歴史に残る出来事です。

 目にも見えないような小さな小さなウイルスが一人の人間に感染したことで、これだけの普段では考えられないようなイレギュラーなことがたくさん、世界中で起こってしまったのです。史上初の一斉休校、東京2020オリンピック・パラリンピックの延期、お店などの営業自粛や外出自粛要請…。

 私たちが中学3年生になろうとしていたこの時に、みんなが”生まれて初めて”の経験をしたこの出来事には何か意味があるはず。たくさんの人を犠牲にしたこのひどいウイルスと向き合うことで、何かこれからの未来に大きくつながる発見があるかもしれない。

 現在進行形のこの出来事の結末を誰も今は予想できないけれど、だからこそ”今”できること。自分のため、家族のため、周りの人のために”自分”ができることを見つけて実践していくことが今、私たちに求められていることではないかと思います。

 このレポートを作成する中で私も普段よりニュースや新聞などを細かく見たり、自分から調べてみたりするようになりました。そんな少しのことでも良いから、”今”何かを始めていきましょう。

                                最終ページ ◎終わりに より原文ママ