中3Ⅲ類京都大学RIセンターとの連携授業

2020年10月13日
中学校

 

10月12日(月)5,6時間目に、京都大学放射性同位元素センター(RIセンター)の先生お二人を迎えて、放射線についての特別授業を実施しました。

 

Ⅲ類は毎年、高1で放射線と社会の関わりについてディスカッションを行っています。福島の原発事故直後に京大RIセンターと京女が連携してこの取り組みを始めてはや9年になります。来年のそのディスカッションに向けて、今回中3Ⅲ類は放射線とは何かを先生方に教えていただきました。

 

また、自然被爆を理解するために、ほこりから出る自然放射線を観察する実験を、RIセンターの先生方に指導していただき、行いました。

 

 

 

生徒の感想(抜粋)

「ほこりからも放射線が出ていることに気付けました。放射線は危ないものだと思っていたけれども、こんなに身近にたくさん飛んでいるということに驚きました。」

 

「生きていく上で放射線というのがすぐそばにあり、むやみに恐れる必要はないと感じました。Nuclear Chartやラドンのお話など、より知りたいと思える事がたくさんあって楽しかったです。」

 

「放射線というとまず第一にこわいものというイメージがあったが、常に放射線を出したり受けたりしていることが分かった。多すぎるともちろん有害だが、正しく使えば便利なものだと思う。福島の事故で差別を受けた人がいると聞いたが、放射線についての理解があれば差別は減ったと思う。」

 

「先生の講義はとても興味深く、話も面白かったので聞いててとても楽しかったです。放射線は人をひどい目にあわせることもできれば、人を救うこともできると学びました。科学の発展によって今や上手に使えば放射線はものすごく役に立つものとなっていますが、私たちはその危険性も分かった上で扱わないといけないなと思いました。」

 

「原子レベルから全宇宙まで、今の科学ではそれくらいのスケールでものを見ることができる聞いて、とても興味がわきました。」