🌺🍃 中学3年生Wコースが苔玉作りに挑戦しました 🌼🍃
2020年08月07日
中学校
7月16日、中学3年生ウィステリアコースでは独自の授業であるウィステリアリサーチが行われました。
本コースでは校内外の様々な場所や機会を捉えて、教室の中だけではない学びにも力を入れています。そうすることで見識を深め、自己の発展につながるチャンスをつくるように取り組んでいます。
しかしながら、今年はウイルス感染予防の観点からなかなか校外での機会をつくるには難しい情勢となっております。そんな中、担当教員の熱意を汲んでいただいた専門家の先生方が学校へとお越しくださり、近年人気を博している苔玉作りに挑戦しました。
各自には、用土、糸、モス(着色された水苔)、観葉植物などが配付され、まずは用土を団子状にして…糸でモスを固定していくのですが…このあたりに結構工夫やコツが必要らしく、講師の先生方が忙しく移動しながら各自に指導をしてくださいました。
夢中になって苔玉を作っているみんなに、植物を育てるのに必要なものは何か、と先生が問いかけます。
先生は「水や肥料だけではない。気持ちこそ必要です」と。
たとえ最近の日本だけを見ても豪雨災害や新型ウイルス、地震や事件・事故など私達の胸を痛める多くの出来事はもちろん、現地で今この瞬間も苦しい思いをしている人々のことを考え、忘れないでいる気持ちが必要です、というお話しをしてくださいました。
生徒達も刺激のある時間と体験を積めたことと思います。お世話になりました講師の先生方に心から感謝申し上げます。