中学1年生 はじめての「朝の礼拝」

2021年07月13日
中学校

7月13日(火)朝8時15分、講堂が静寂につつまれました。

この春ご縁をいただいて入学した中学1年生が、はじめて講堂に集まっておこなう「朝の礼拝」(通称:仏参)です。1分間の黙想のあと開扉、献香、三帰依とつづきます。今回のおつとめは「さんだんのうた」、今はコロナ禍で声を出すことはできませんが、みんな聖典を一生懸命見ながら心の中で歌いました。念仏につづいて講話。講師は、社会科の新谷先生でした。学生時代に単身トルコへ旅した時のお話は、聞いていてもハラハラドキドキしましたが、「一歩踏み出して行動してみると状況は変わる」「心の温かさに国境はない」という言葉に、中学1年生は何を感じたでしょうか。講話が終わると聖歌「朝のうた」、そして恩徳讃とともにはじめての礼拝は静かに幕を閉じました。

 

「朝の礼拝」…1週間にたった20分。1年間におよそ25回、6年間でおよそ150回、分に直せば3000分。この静寂の時間が、目に見えない「こころ」をはぐくみます。

2021年度中学1年生219名、将来はそれぞれ「自分の場所」で世の中に貢献していくことでしょう。その時、中学高校時代に過ごした3000分の時間は、それぞれのこころの核となって人生を支えます。

 

新谷先生は講話の最後に、「中学はじめての夏休み、ふだんできないようなことに何かひとつチャレンジしてみてください。」と呼びかけてくださいました。たった一度の「中1の夏」が、それぞれにとって素晴らしい時間になりますように。