中2顕道コースの生徒が東和薬品大阪工場を訪問しました

2025年11月10日
中学校

10 月 31 日(水)の午後、顕道コース2年生が、探究活動「薬学」の一環として東和薬品大阪工場を訪問しました。東和薬品は 1951 年に創業して以来、70 年以上にわたってジェネリック医薬品の研究開発・製造・販売に取り組んでおられる企業です。グループに分かれて、ジェネリック薬品の安全性や有用性をどのように実現しているのか、製造過程を見学しながら説明を受けました。見学後は、質疑応答の時間を設けていただき、生徒たちの質問に丁寧にわかりやすく答えていただきました。生徒は、学んだことを今後の探究活動に活かしていきます。

 

〈生徒の感想より〉
・初めて、薬の製造過程を間近で見させてもらったが「魅せる工場」としてたくさんの人々に見学してもらえるような工場にしているのは印象的でとても興味深かった。見学中のお話の中で特に驚いたのが、衛生面にとても配慮されていたということだ。薬の生産の中で、人間があまり携わらないように意識されていたり、 1 日に少なくとも 3 回以上は着替えるので「着替えるのが仕事」と言われたりするほどだ、と知ったときには、それほど患者さんや医療従事者に安心、安全な薬を提供できるように努力をされているからこそ、信頼されているのだなと感じた。他にも、たくさんのことを学ばせていただいたのでこれからの探究の活動に活かしていこうと思った。

 

・医薬品がどのように作られているのか、実際の工場を見て初めて理解できました。工場内が想像以上に清潔で、徹底した薬の品質管理を知って感動しました。薬品工場では薬を作るだけだと思っていたので、薬の包装を作ったり箱に包装したりするのも薬品工場だということを知って驚きました。普段飲んでいる薬が、こんなにたくさんの工程でできていることを知って、一つ一つの薬を大切に飲もうと思いました。

 

・薬を作る工程を想像したこともなかったけれど、今回の校外学習で実際に見学させていただくことができ、薬の製造に興味が湧きました。そして、作業をする機械についてもっと詳しく知りたいと思いました。薬が箱詰めされるところも見ることができ、本当に貴重な時間でした。薬を作り、出荷するまでの手間や苦労が伝わった気がします。探究活動では、この体験を踏まえて、色々な考えを深めていこうと思います。