☆2021文化祭☆
12月21・22日(火・水)の2日間、待ちに待った文化祭が開催されました。
今年度のスローガンは「コロナでもできることがある!離れていても心は密に!マスクの下はいつでもSmile!」です。文化祭当日までマスクをつけていたスローガンの大ポスターは、文化祭当日の朝、マスクを外してその下にある「SMILE!」が披露されました。オンライン開会式ならではの中継映像は、大きな盛り上がりを見せましたね。どんなピンチも京女生の手にかかればチャンスに大変身です。
全校生徒が描いた小さな「スマイル」をギュッと寄せ集めて作られたのは、大きな赤いハートの「スマイル」。「離れていても心は密に」との思いが込められていたのですね。
クラス発表は、それぞれ学年ごとに発表ジャンルが決まっています。
1年生は演劇。
脚本の面白さやキャストの力の入った演技はもちろんのこと、照明や音響も工夫、大道具さんや小道具さんの渾身の作も演劇を盛り上げていました。
2年生は展示。学年テーマは「輝く」です。
狭い教室で密集を避ける展示をおこなうために、どのクラスもいろいろな工夫をしていました。調べる時だけでなく、発表にもChromeBookが大活躍でした。プロジェクターとスクリーンを使っての展示発表は、これまでにない新しいかたち。また、その一方で手作りのポスターや展示品など、やはり手仕事の温かさやその作品に込められた想いなど、心に伝わるものがありますね。
3年生は演劇。
1年生の時には狭い教室劇場に多くの観客が入っていましたが、今年は大きな劇場なのに無観客。それでも、とまどいの気持ちを感じさせない立派な作品に仕上がっていました。ストーリー展開、観客に訴えかけるテーマの深さ、役者のセリフの掛け合い、ダイナミックな背景と舞台の使い方の妙、音響と照明の絶妙なタイミング。どれを取ってもさすが3年生と唸らせる素晴らしい発表でした。
閉会式は、オンラインで行われました。生徒会執行部の人たちが、画面を通してそれぞれクラス発表の講評を伝えます。各教室では、みんな一生懸命に画面を見つめていました。
9月に行われるはずの文化祭が季節外れの開催になったことは、高校生の美術部員の先輩たちが作ってくれた正門のアーチにも表れていました。
コロナ禍ですべてが例外尽くしの2021年は、京女生のアイディア溢れる文化祭で幕を閉じます。
どうか来たる2022年が京女生やその家族、そして世の中のすべての人々にとって佳き年となりますように……。