卒業生の集い~最後の仏参~ を開催

2025年03月29日
高等学校
 令和7年3月29日(土)、卒業生の集い ~最後の仏参~を開催しました。日本各地から800名近くの卒業生がかつての学び舎の校門をくぐり、解体前の旧園講堂に集結。総合司会は親子で卒業生のお二人が担当。林校長先生の挨拶の後、いよいよ最後の仏参が始まります。仏参司会より「黙想」の合図があると、旧友との久しぶりのおしゃべりでにぎやかだった堂内は静まり返ります。パイプオルガンが仏教賛歌を奏でると講堂を埋め尽くした卒業生の歌声が響き渡ります。緒方前校長先生より最後の仏参にふさわしい「価遇」についての法話をいただきました。閉扉の後、京女3姉妹の登壇、学校紹介、卒業生代表挨拶と続き、校歌斉唱では会場の一体感はピークに達しました。そこには京女への変わらぬ愛と感謝があふれていました。参加された皆様、当日ボランテイアでお手伝いいただいた皆様、YouTubeのライブ配信をご視聴していただいた皆様、すべての方々に感謝申し上げます。ずっと京女、もっと京女。合掌。
見逃し配信はこちらです。
添付の写真撮影 片山晋教諭&高校カメラ部
以下アンケートより抜粋
〇感想をお聞かせください。
 愛する母校を久しぶりに来訪し懐かしい講堂で最後の仏参に参加が叶い大変幸せな時間を過ごせましたこと心より感謝申し上げます。娘が高校、大学とお世話になった時は保護者としてでしたが京女出身のみなさんと心を合わせて歌った聖歌は感動でした。在校中まさか仏参で涙するとは高校時代の自分がみたらビックリすると思います。このような機会を企画、実行してくださったみなさまと当日法話をお話し下さった緒方先生に御礼申し上げます。
〇京女の高校生活が卒業後にどう生かされていますか。
 人生のある時期を女性だけで過ごしたことは、自分自身を性別で認識せず1人の人間としてしっかり受け止め、人格を形成する上で貴重な体験だったと考えています。結婚しても子育て中も社会人として社会の中で生きていくことが当然であるという確信が、女性の生きづらさに負けなかった心の支えだと思います。私の人生にとって最も大事な3年間でした。