中学3年生の進路オリエンテーションについて
中学3年生の進路オリエンテーションについて
1月31日(火)中学3年生を対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、高校生になるにあたっての心構えなどについてお話しさせていただきました。
大学入学者選抜(入試)も含めこれからの時代でみなさんに求められる力は、「知識と技能」「思考力・表現力・判断力」「学びに向かう力・人間性」です。この中の「学びに向かう力」とは様々な物事に主体的に取り組む姿勢であり、それが「主体性」でしょう。つまり評価されるから取り組むのではなく、さまざまな事に好奇心をいだきひたむきに取り組んでください。3年生のみなさんは、これまで勉強に取り組むと同時に学級活動・クラブ活動・生徒会活動・さまざまな学外での習い事など、各自の目標に向けて忙しい日々を過ごしてきたと思います。特にクラブ活動や体育祭などでは、自分が頑張るだけでなく最上級生として下級生を指導する立場になり、今までなかった難しさを知り、楽しいだけでない様々な経験をしてきたと思います。そのようなこれまでの熱心な活動がみなさんの主体性を育ててきました。高校に入っても同じです。まず学校に楽しく通い、クラス・学年・クラブなどさまざま集団の中で自分のできること、役割を見つけていきましょう。多くの人と関わる中で、違いを認め合う力など自分の人間性を広げてください。勉強に関しては特別なうまい方法などありません。自ら地道にこつこつとがんばっていく人だけが、気が付いたら高いところにいるのです。大学へ入る事が目標ではなく、将来なりたい人間、なりたい自分に高めるための場として大学に入るのです。みなさんの先輩方はそういう意識で目指す進路を切りひらいていきました。みなさんも進路選択など人生の岐路に立った時、自らの意志で道を決めていけるようになってほしいと願います。
進路指導室は高校生のためだけの部屋ではありません。みなさんの様々な進路に関しての相談を受ける場所です。資料もあります。なりたい自分を展望するためにも気軽に進路指導室を訪ねてください。進路指導室は担任の先生を中心にいつも皆さんを応援しています。