高校3年生の国公立大学オリエンテーションについて
高校3年生の国公立大学オリエンテーションについて
6月26日(土)放課後、国公立大学受験を考えている高校3年生を対象としたオリエンテーションを講堂にて開催し、以下のような内容をお話させていただきました。
前回のオリエンテーションで推薦選抜についての説明をしましたので、今回は国公立大学の一般選抜に焦点を絞っての説明です。
まず、「進路ガイドブック(高校3年生版)」という本校作成の冊子をもとに国公立大学一般選抜の日程を中心にお話しします。全国共通テストは現役生については学校単位での出願になります。続く二次試験は、志望する大学の募集要項を自分で前もって取り寄せておき、前期・中期・後期とも同時期に一斉に出願します。二次試験後期については、データで示したように倍率は高いが欠席率も高いので、最後まであきらめずチャレンジした生徒だけに逆転合格の道も開けます。だからこそ最後まで戦い抜く強さを身に付けてほしいと願います。
全国大学共通テストについては、全国の結果および本校の受験結果が示すように、二次試験との配点比率がどうであれ、共通テストできちんと得点できた生徒が合格しています。そのため共通テスト対策、基礎力を充実させることが大切です。
また今年度入試のトピックスとして、「高大接続改革における一般選抜の変更に関する例」、「大阪府立大学と大阪市立大学の統合により新設された大阪公立大学」や、「工学部が新設された奈良女子大学」などがあげられます。
3年生は新しい内容を学びつつ受験勉強をしなければなりません。大変な1年ですが努力を続ける限り、二次試験当日まで力は伸び続けます。今の努力はすぐには結果として現れません。しかし、その中で自分をふるい立たせながら粘り強くこつこつ勉強を続けることだけが実力をつける唯一の方法です。試験場で不安に折れそうな心を支えてくれるものは、それまで自分が勉強に費やし努力してきた時間であり、ボロボロに使い込んだ自分の教科書や問題集・参考書類です。数年分の大学別入試問題集や共通テスト対策問題集(赤本・青本)も進路指導室にあります。ぜひ利用して下さい。進路指導室は担任の先生を中心に、さまざまな資料を揃えがんばる3年生を応援しています。