高校1年生の進路オリエンテーションについて

2023年05月31日
進路指導

高校1年生の進路オリエンテーションについて

 

5月31日(水)高校1年生普通科の生徒さんを対象に進路オリエンテーションを講堂で開催し、進路を選択していく助けのひとつとなる「夢ナビLIVE」などについてお話しさせていただきました。「夢ナビLIVE」では、各自のスマートフォンやChromebookなどを使います。

 

大学受験を経て、せっかくがんばって合格した大学に通い始めたとき、こんなはずじゃなかったということにならないように、自ら情報を集め、自分の適性を見つめ、納得した大学・学部・学科を自分自身で決定することが大切です。今回は、自分の進路を見いだす助けのひとつとなる「夢ナビLIVE」について、概要・参加する目的・内容・エントリーや参加のためのスケジュールについてお話ししました。納得できる進路選択をするためには、限りある時間や空間の中で、できるだけ正確で具体的かつ比較可能な複数の情報を得ることが必要です。そこで「夢ナビLIVE」を通してたくさんの大学や専門学校などがある事を知り、気になる学校のミニ講義などを受けます。それが自分の将来について具体的に考え始めるきっかけとなります。

 

進路指導室は様々な進路に関しての相談を受ける場所です。進路を模索するための豊富な資料もあります。もちろん赤本や青本と呼ばれる大学別の入試問題集、英検受験のための資料などもたくさんあります。進路指導室は担任の先生を中心に、常に生徒の皆さんを支援しています。

 

高校2年生の進路オリエンテーションについて

 

5月10日(水)高校2年生を対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、以下のようなお話しをさせていただきました。

 

2年生は学校行事や部活動の中心的存在であると同時に、受験までの高校生活の折り返し点となる学年です。みなさんは学校生活や高校の勉強にも慣れ、自分の進路について基本的方針を出して文理・類型選択を終え今に至っています。すなわち自ら進んで学習する習慣がついた上で、学力を充実させる時期を迎えたということです。しかしこの時期の学習はやがて自らの才能が開花するのに備えてエネルギーを蓄えるためのものであり、目に見える成果はすぐには出ません。2年生は忍耐の学年です。この時期に辛抱して黙々と学習を続けることで、やっと3年生で受験に向かう素地ができるのです。それは一般入試・推薦入試など、どの受験でも同じです。学校の勉強を軸に学習を主体的に続け、基礎力を充実させてください。基礎とは易しいという意味ではなく、入試問題を含むすべてに通じる基本の原理原則ということです。

また、日々の学習に立ち向かうためにも、オープンキャンパスに参加して自分の未来を想像して下さい。興味のある大学のオープンキャンパスに参加して実際の大学の様子を見て空気感を味わってきて下さい。目標を具体的に持つことが、努力の日々を支える力となります。

ウィステリア科の皆さんは来年すぐに京都女子大学への推薦試験が行われます。意識して日々の授業や生活を大切に準備してください。

また、進路指導室の使い方や受験の方式などについても、進路ガイドブックをもとに説明したとおりです。進路ガイドブックをよく読み、疑問点があれば進路指導室に質問に来てください。担任の先生を中心に、進路指導室は資料の提供だけでなく、相談などさまざまな方向から皆さんを応援していきます。

 

 

 

高校3年生の進路オリエンテーションについて

 

4月19日(水)高校3年生普通科のみなさんを対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、以下のようなお話しをさせていただきました。

 

大学入試は京都女子大学専願推薦・指定校推薦・学校推薦型選抜・総合型選抜・一般選抜など形態は変わっても志願校とのやりとり・手続きを行わなければならないのは同じです。専門学校や短期大学、大学校も同様です。さまざまな手続きには決まりや締め切りがあるため、それらを間違いなく進めることが必要です。今回はそのような受験のための大まかな形態や手続きについて説明しました。初めての事ばかりで戸惑うことも多いでしょう。自分の思い込みで解釈せず大学のWebページや大学から発行される選抜要綱で調べることが大切です。そして自分の志望校については自分自身が一番詳しくなりましょう。また共通テストや指定校推薦など、さまざまな受験に関する情報を担当される進路指導室の先生の紹介や、進路指導室にある赤本などの資料の使い方、これからの模試の受け方についてなどもお伝えしました。

3年生の皆さんはこれから自分自身と向き合い、具体的な進路を切り拓いていかねばなりません。クラス・学年の友人たちみんなで粘り強く希望を持って勉強にとりくみ、実力を養成しましょう。担任の先生を中心に、進路指導室は資料の提供だけでなく、相談や面接練習などさまざまな方向から皆さんを応援していきます。

 

中学1年生の進路オリエンテーションについて

 

2月14日(火)中学1年生を対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、以下のようなお話しをさせていただきました。

 

中学1年生の生活もあと少しになりました。友人と楽しく過ごせていますか?新しい生活リズムに対応できましたか?中学生活の中でさまざまな学習や体験をかさね、変化する社会の中で「生きぬく力」を身に付けていきましょう。

今回はそんな皆さんに学習と生活についてお話しします。人はなぜ勉強するのでしょう。様々な目的にそった理由がありますが、根本にあるものは、人は知ることを楽しいと思う、生涯学ぶ生き物だからです。その学びを支えるものが「好奇心」です。好奇心の赴くままに夢や目標を持ち、挑戦し、努力し、追求して充実した中学生活を送って下さい。そういった経験が今の大学入試で求められる新しい主体性という要素「学びに向かう力・人間性」を育てます。

勉強に関しては特別なうまい方法などありません。毎日自主的にコツコツと勉強する習慣がついている人と、そうでない人がいるだけです。日々の小テストを大切に毎回きちんと勉強する。提出物の期限を守る。そうした小さな成功体験を一つずつ積み重ねることで、自学自習できる自分になることができます。また、クラスや学年・クラブ活動などで、いろいろな人が様々な特技や考え方を持っていることを知り、がんばっているみんなと一緒に切磋琢磨する楽しさを見つけて下さい。

進路指導室は高校生のためだけの部屋ではありません。みなさんの様々な進路に関しての相談を受ける場所です。資料もあります。友人と一緒に進路指導室の探検に来てください。担任の先生方と共に、進路指導室もいつもみなさんを応援しています。

中学3年生の進路オリエンテーションについて

 

1月31日(火)中学3年生を対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、高校生になるにあたっての心構えなどについてお話しさせていただきました。

 

大学入学者選抜(入試)も含めこれからの時代でみなさんに求められる力は、「知識と技能」「思考力・表現力・判断力」「学びに向かう力・人間性」です。この中の「学びに向かう力」とは様々な物事に主体的に取り組む姿勢であり、それが「主体性」でしょう。つまり評価されるから取り組むのではなく、さまざまな事に好奇心をいだきひたむきに取り組んでください。3年生のみなさんは、これまで勉強に取り組むと同時に学級活動・クラブ活動・生徒会活動・さまざまな学外での習い事など、各自の目標に向けて忙しい日々を過ごしてきたと思います。特にクラブ活動や体育祭などでは、自分が頑張るだけでなく最上級生として下級生を指導する立場になり、今までなかった難しさを知り、楽しいだけでない様々な経験をしてきたと思います。そのようなこれまでの熱心な活動がみなさんの主体性を育ててきました。高校に入っても同じです。まず学校に楽しく通い、クラス・学年・クラブなどさまざま集団の中で自分のできること、役割を見つけていきましょう。多くの人と関わる中で、違いを認め合う力など自分の人間性を広げてください。勉強に関しては特別なうまい方法などありません。自ら地道にこつこつとがんばっていく人だけが、気が付いたら高いところにいるのです。大学へ入る事が目標ではなく、将来なりたい人間、なりたい自分に高めるための場として大学に入るのです。みなさんの先輩方はそういう意識で目指す進路を切りひらいていきました。みなさんも進路選択など人生の岐路に立った時、自らの意志で道を決めていけるようになってほしいと願います。

進路指導室は高校生のためだけの部屋ではありません。みなさんの様々な進路に関しての相談を受ける場所です。資料もあります。なりたい自分を展望するためにも気軽に進路指導室を訪ねてください。進路指導室は担任の先生を中心にいつも皆さんを応援しています。

2023年度大学入学共通テスト受験および自己採点会終了のお知らせ

 

2023年1月14日(土)、15日(日)に大学入学共通テストが実施されました。今年度は受験会場が同志社大学・大谷大学と大きく二個所に分かれ、さらに一部の生徒は京都府立医科大学・京都教育大学での受験となりましたが、どの会場も問題なく無事2日間の受験ができました。翌16日に学校で実施した自己採点会では、各自が得点データ等を提出することができました。提出されたデータから作成される志望校判定結果は、次の高3登校日である20日(金)に担任の先生より通知されます。それらの結果をもとに、担任の先生と相談しながらご家庭でもお嬢様とよくお話をしていただき、出願校を決定してくださることを願います。

なお、国公立大学では前期・中期・後期とも一斉出願となります。出願のしめきりに関しては各大学によって設定が異なるので、しっかりと要項等を確認して下さい。

今から個別試験を迎えることとなります。現役生はこれからがいっそう伸びる時期です。目標達成に向けて、ねばり強く勉学にはげまれるよう願っています。進路指導部は資料の提供や閲覧だけでなく、担任の先生方を中心に面接指導などさまざまな面でこれからもみなさんを支援していきます。

高校2年生対象 国公立大学オリエンテーション実施について

 

11月28日(月)放課後15:45-16:50、学園講堂にて高校2年生向けに国公立大学受験に関するオリエンテーションを行いました。高校3年生の4月を迎えるにあたって高校2年生の間に何をすべきかを考えるために、国公立大学のメリット、選抜(入試)の種類と仕組み・出願の注意点、先輩方の合格体験記、昨年度入試から見える入試動向などを、スライドと進路ガイドブックを使って具体例や一覧表なども用いて説明いたしました。その中でよく読んでほしい36スライドを抜粋し、まとめたものを配布資料としました。どれも重要でこれから受験をしていくうえで必要なデータです。

「大学入学共通テスト」は、国公立大学を一般受験する際に必ず受けなければならないテストで、現役高校3年生は「すべて学校経由で出願する」という形態です。また、学校推薦型選抜(旧推薦入試)や総合型選抜(旧AO入試)、一般入試に関わる重要な留意点の説明と助言もいたしました。

1年後の入試に向け、生徒の皆さんが日々の着実な学習で実力を養成するとともに、入試に関する様々な情報を自ら取得し、理解し、目標に向けて力強く実践していくことを願います。担任の先生方を中心に進路指導室も、常に一人一人が自分の目標に向けて行う努力を支援していきます。

 

高校3年生 進路面接オリエンテーション実施について

 

3年生を対象に10月7日(金)進路面接オリエンテーションを講堂にて開催いたしました。

 

今回のオリエンテーションでは、京都女子大学専願推薦・指定校推薦・総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜(旧公募推薦)など、どの形態でも共通となる面接試験の受け方について、様々な具体例が示されるDVDの映像で説明しました。高大接続入試改革によって、一般選抜(旧一般入試)においても面接試験を課す学部・学科が増えつつあります。基本的なマナーや知識を身に付け、自分の良さをきちんと志望大学の先生方に伝えることができるよう、十分な練習を重ねて臨むことが大切となります。また今は面接試験が不要な人も、就職試験などこれから人生の様々な場面で面接試験があります。自分の良さについて考え、面接試験の大まかな流れについて知ることは、将来のみなさんの身になるでしょう。

進路指導室には先輩方の受けた様々な面接の報告書が、受験レポートという形で保管されています。それらの資料も活用し、自分自身と向き合い、目標に向けて力強く実践していくことを願います。担任の先生方を中心に、進路指導室も面接練習を含め常にみなさん一人一人が自分の目標に向けて行う努力を支援していきます。

 

令和5年度 高校3年生対象 大学入学共通テスト出願オリエンテーション実施について

 

9月3日(土)3・4限、学園講堂にて高校3年生向けに大学入学共通テスト出願に関するオリエンテーションを行いました。「大学入学共通テストの出願」は、現役高3生については「すべて学校経由で出願する」形態です。希望者全員が正しく出願できるよう、出願・概要の説明を行ったのち、進路教員の指導のもと、参加した全員が下書き用紙にすべての必要事項を記入しました。現在、預かった全員の下書き用紙を点検した上で本人に返却し、本志願票を仕上げて期限厳守で提出してもらっています。再点検の後、全員の志願票をまとめて大学入試センターに出願します。

入試に向け、生徒の皆さんが日々の着実な学習で実力を養成するとともに、入試に関する様々な情報を自ら取得し、理解し、目標に向けて力強く実践していくことを願います。担任の先生方を中心に進路指導室も、常に一人一人が自分の目標に向けて行う努力を支援していきます。

滋賀医科大学(校内)大学説明会について

 

7月11日(月)放課後、医師や看護師を志望、または関心を持っている中学生・高校生を対象に、滋賀医科大学から医師・看護師・入試課職員の方々をお招きし、大学説明会を本校大会議室にて開催いたしました。今年も30名の中学生・高校生が参加しました。生徒たちは熱心に説明を聞き、後の個別対応の時間には質問をするなど積極的な姿勢をみせ、有意義な時間となったと思います。お忙しい中、先生方には資料持参でご来校下さり、丁寧で熱心な説明をいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。

 

本日お話しして下さった滋賀医科大学、小児科、特任助教として勤務されている筒井先生は、本校の卒業生でもあります。医師としての心構えや日常生活などに加え、ご自分の高校時代の経験も交え、学業や課外活動についても楽しく的確にアドバイスいただきました。看護学科、臨床看護学講座(老年)、准教授として学生を直接指導しておられる萩田先生からは、滋賀医科大学看護学科の特徴や、カリキュラム、授業の様子などを説明していただきました。入試課の方からは、今年度入試について説明をいただきました。また今年は、本校の卒業生3人からのビデオメッセージも持ってきて下さり、生徒たちは先輩方が大学で頑張っている様子や、後輩たちへの励ましの言葉を熱心に見て心に刻みました。個対応の質問の時間にも丁寧に各先生方が答えて下さり和やかな時間になりました。

 

進路指導室はこのような行事もできるだけ開催し、担任の先生を中心に、生徒一人ひとりが希望する進路を具体的に描くための様々な支援をしていきます。