
高校3年生対象 令和6年度大学入学共通テスト出願オリエンテーション実施について
高校3年生対象 令和6年度大学入学共通テスト出願オリエンテーション実施について
9月2日(土)2・3限、学園講堂にて高校3年生向けに大学入学共通テスト出願に関するオリエンテーションを行いました。「大学入学共通テストの出願」は、現役高校3生については「すべて学校経由で出願する」形態です。希望者全員が正しく出願できるよう、出願・概要の説明を行ったのち、進路教員の指導のもと、参加した全員が下書き用紙にすべての必要事項を記入しました。現在、預かった全員の下書き用紙を点検した上で本人に返却し、本志願票を仕上げて期限厳守で提出してもらっています。再点検の後、全員の志願票をまとめて大学入試センターに出願します。
入試に向け、生徒の皆さんが日々の着実な学習で実力を養成するとともに、入試に関する様々な情報を自ら取得し、理解し、目標に向けて力強く実践していくことを願います。担任の先生方を中心に、進路指導室も一人一人が自分の目標に向けて行う努力を常に支援していきます。
中学3年生の進路オリエンテーションについて
7月24日(月)中学3年生を対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、中学最高学年としての生活や学習などについてお話しました。
中学3年生は、より難しくなった勉強に取り組むと同時に、クラブ活動や学校行事では最上級生として下級生を指導する立場となり、リーダーとして様々な経験をしていきます。
学習も高校受験がないからこそ本当に自分に必要な力をつける勉強ができます。3年生には存分に学校生活を楽しみ、様々な経験を重ねることで、自分の「人としての器」を広げて欲しいと伝えました。具体的には、人間関係を築くにあたり、自分の個性を知り、相手の個性も認めることが必要です。そうすることで、それぞれの考えを尊重し、協力しあう関係を築くことができます。人は常にいくつもの社会集団の中で生きています。普段から、学校・習い事・地域など自分が所属する集団が上手く機能するために、その一員としてどうふるまえばよいかを考え、行動してみましょう。さまざまな考えの人と触れ合い、集団がよりよく機能するために試行錯誤を繰り返した経験が自分の「器-うつわ-」を広げることにつながります。高校までの学びと違い大学以降の学びでは、必ずしも答えがあるとは限らない問いを扱います。未知の科学分野や、答えがあるかどうかもわからない社会問題にとりくまねばならないこともあります。そういうとき様々な経験を持つ人としての「器」の大きさが問われることを説明しました。
勉強に関しては特別なうまい方法などなく、自ら地道にこつこつとがんばっていく人だけが、気が付いたら高いところにいます。大学へ入る事が目標ではなく、将来なりたい人間、なりたい自分に高めるための場として大学に入るのです。先輩方はそういう意識を持って目指す進路を切りひらいていきました。3年生のみなさんにも自発的な学習が大切なことをお話ししました。
進路指導室は高校生のためだけの部屋ではありません。全校生徒の様々な進路に関しての相談を受ける場所です。資料もあります。担任の先生を中心に進路指導室はいつも皆さんを応援しています。
滋賀医科大学(校内)大学説明会について
7月12日(水)放課後、医師や看護師を志望、または関心を持っている中学生・高校生を対象に、滋賀医科大学から医師・看護師・入試課職員の方々をお招きし、大学説明会を本校大会議室にて開催いたしました。今年は20名の高校生が参加しました。生徒たちは熱心に説明を聞き、後の個別対応の時間には質問をするなど積極的な姿勢をみせ、有意義な時間となりました。お忙しい中、先生方には資料持参でご来校下さり、丁寧で熱心な説明をいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。
医学科 麻酔学講座 助教として勤務されている福島先生からは、医学部および医師国家試験後の進路や、滋賀医科大学の求める学生像、女子学生の割合や学生生活、それに加えて保育所の提供など職員への配慮についても、わかりやすくご説明いただきました。看護学科 臨床看護学講座(成年)准教授として学生を指導しておられる山口先生からは、看護職とはどういうものか、看護師の役割、看護師になるための知識や心構えとともに、滋賀医科大学看護学科の特色についてお話していただきました。入試課の方からは、今年度入試についての説明とともにオープンキャンパスのご案内をいただきました。個別対応の質問の時間にも丁寧に各先生方が答えて下さり和やかな時間になりました。
担任の先生を中心に、進路指導室ではこのような行事もできるだけ開催し、生徒一人ひとりが希望する進路を具体的に描くための様々な支援をしています。
保護者対象大学進学説明会について
7月1日(土)放課後、保護者様に向け、大学進学説明会を講堂にて開催し、多くの保護者様にご来校いただきました。改めてお礼申し上げます。
第一部は本校の進路指導部部長 小林より、「進路指導ニュース」という本校作成の冊子をもとに、本校の生徒の受験結果の状況や特徴を分析し、これからの対策についてご説明いたしました。加えて受験生の保護者としてご注意いただきたい点などもお伝えいたしました。
第二部は駿台予備学校 京阪地区エリアマネージャー 恒川久仁子様をお招きし、大学入試の仕組みや、旧課程最後の年という事情を含んだ上での予測される動向、それらをふまえての受験への取り組み方をご説明していただきました。また、志望する大学をめざすために生徒を中心に保護者様と学校がしっかりと連携をとって支えていくことの大切さについてもお話いただきました。
担任の先生を中心に、進路指導室は資料や情報の提供だけでなく、具体的な面談や面接練習なども行い、生徒一人ひとりが希望する進路を実現できるように支援しています。
高校3年生の国公立大学オリエンテーションについて
6月24日(土)放課後、国公立大学受験を考えている高校3年生を対象としたオリエンテーションを講堂にて開催し、国公立大学の一般選抜について説明をいたしました。
「進路ガイドブック(高校3年生版)」という本校作成の冊子をもとに、国公立大学一般選抜の日程、全国共通テストは現役生については学校単位での出願であること、続く二次試験は、志望する大学の募集要項を各自で事前に取り寄せておき、前期・中期・後期とも同時期に一斉に個人で出願することなど、大切なシステムの概要を説明しました。また二次試験後期については、倍率は高いが欠席率も高いので、最後まであきらめずチャレンジした生徒だけに逆転合格の道が開けます。本校の先輩方も合格を勝ち取ってきたように、現高3生のみなさんも最後までチャレンジすることが大切であると説明しました。
多くの国公立大学は全国および本校の受験結果が示すように,共通テストで得点できた生徒が合格しています。そのため共通テスト対策、基礎力を充実させることが大切です。また近年の入試傾向として「学校推薦型・総合型選抜の増加」があり、これらの入試において大学は「明確な志望動機」を最も重視します。そして受験生にとっても自分の志望動機を見つめることが一般試験においても学習に取り組む意欲の支えとなることをお話しました。
進路指導室では、過去数年分の大学入試問題集や共通テスト対策問題集、大学別入試問題集(赤本・青本)などだけでなく、受験した先輩が寄贈してくれた市販されない推薦選抜の過去問題、実際に受験した先輩の受験報告書など、さまざまな入試に対応できる資料を用意しています。担任の先生を中心とした進路指導の一助となるよう、進路指導室は大学・試験問題など入試に関わるさまざまな資料を揃え、がんばる3年生を支援しています。
2023年 大学進路講演会について
6月17日(土)放課後、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 準教授 白井由紀先生を講師にお招きして、大学進路講演会を開催いたしました。この講演会は保護者の方、在校生ともに参加していただけるもので、親子で参加された方々も多くおられ、盛況に行うことができました。
「コミュニケーションの力 ―コミュ下手な私がコミュニケーションの研究者になったワケー」というタイトルの講演では、本校の卒業生でもある白井先生の人生を10代,20代と順に現在まで追いながら,臨床の現場、研究活動の日々などさまざまな経歴を重ねる間に、結婚・出産・育児も両立されてきたキャリアパスをお話しいただきました。同時にご専門の「がん医療におけるコミュニケーション研究」についてお話いただきました。たくさんのスライドを駆使して京都女子高校時代の懐かしいお話から最新の研究まで、楽しくかつ専門的な最新情報も含む貴重な時間となりました。講演後わずかの時間ですが質疑応答の時間も確保でき、保護者の方々・在校生達それぞれに先生との質疑応答を行いました。
ご参加いただいた保護者の皆さま、在校生の皆さんには有意義な時間となったと思います。お忙しい中、スライド資料を準備し、それを駆使して熱心に講演していただきました白井先生には改めてお礼申し上げます。
高校3年生の進路推薦オリエンテーションについて
6月7日(水)高校3年生を対象に、推薦選抜に関するオリエンテーションを講堂にて開催し、「進路ガイドブック(高校3年生版)」という本校作成の冊子をもとにお話させていただきました。
本校の3年生は類型や選択科目に応じて、いくつかの推薦選抜制度での出願ができます。京都女子大学に進学する内部推薦、他の私立大学から本校の生徒の進学枠を指定される指定校推薦、私立大学・国公立大学の学校推薦型選抜(旧公募推薦)、総合型選抜(旧AO入試)です。これらについて、選抜制度の違いや、大切な注意事項、出願の時期、各選抜制度担当の先生方の案内などを説明しました。
推薦選抜は一般選抜より早い時期に始まります。こういった制度での受験を希望する生徒は、出願までに学力以外の力も含む総合力を身に付けることが必要です。その中には、志願する大学に向けて志願者が自ら書く「志望理由書」や「自己推薦書」、教員が作成する京都女子高等学校からの「推薦書」など、大学側の要求に応じてさまざまな書類を用意することも含まれます。また面接練習も必須です。推薦選抜は、志望する大学への熱く真摯な情熱を持ち、勉強とさまざまな活動を両立させてきた自分を総合的に見てもらう選抜制度だからです。どのような形式の選抜(入試)であっても楽な道はありません。この制度で受験を考えている人は、早々に担任の先生と十分に話し合い、方針を決めて取り組むことが大切だと説明しました。
進路指導室では、過去にこれらの制度で受験した先輩の受験レポートをはじめ、面接対策の参考図書や小論文対策問題集なども用意しています。進路指導室は担任の先生を中心に、さまざまな選抜制度にも対応し、面接練習なども含めがんばる三年生を支援していきます。
高校1年生の進路オリエンテーションについて
5月31日(水)高校1年生普通科の生徒さんを対象に進路オリエンテーションを講堂で開催し、進路を選択していく助けのひとつとなる「夢ナビLIVE」などについてお話しさせていただきました。「夢ナビLIVE」では、各自のスマートフォンやChromebookなどを使います。
大学受験を経て、せっかくがんばって合格した大学に通い始めたとき、こんなはずじゃなかったということにならないように、自ら情報を集め、自分の適性を見つめ、納得した大学・学部・学科を自分自身で決定することが大切です。今回は、自分の進路を見いだす助けのひとつとなる「夢ナビLIVE」について、概要・参加する目的・内容・エントリーや参加のためのスケジュールについてお話ししました。納得できる進路選択をするためには、限りある時間や空間の中で、できるだけ正確で具体的かつ比較可能な複数の情報を得ることが必要です。そこで「夢ナビLIVE」を通してたくさんの大学や専門学校などがある事を知り、気になる学校のミニ講義などを受けます。それが自分の将来について具体的に考え始めるきっかけとなります。
進路指導室は様々な進路に関しての相談を受ける場所です。進路を模索するための豊富な資料もあります。もちろん赤本や青本と呼ばれる大学別の入試問題集、英検受験のための資料などもたくさんあります。進路指導室は担任の先生を中心に、常に生徒の皆さんを支援しています。
高校2年生の進路オリエンテーションについて
5月10日(水)高校2年生を対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、以下のようなお話しをさせていただきました。
2年生は学校行事や部活動の中心的存在であると同時に、受験までの高校生活の折り返し点となる学年です。みなさんは学校生活や高校の勉強にも慣れ、自分の進路について基本的方針を出して文理・類型選択を終え今に至っています。すなわち自ら進んで学習する習慣がついた上で、学力を充実させる時期を迎えたということです。しかしこの時期の学習はやがて自らの才能が開花するのに備えてエネルギーを蓄えるためのものであり、目に見える成果はすぐには出ません。2年生は忍耐の学年です。この時期に辛抱して黙々と学習を続けることで、やっと3年生で受験に向かう素地ができるのです。それは一般入試・推薦入試など、どの受験でも同じです。学校の勉強を軸に学習を主体的に続け、基礎力を充実させてください。基礎とは易しいという意味ではなく、入試問題を含むすべてに通じる基本の原理原則ということです。
また、日々の学習に立ち向かうためにも、オープンキャンパスに参加して自分の未来を想像して下さい。興味のある大学のオープンキャンパスに参加して実際の大学の様子を見て空気感を味わってきて下さい。目標を具体的に持つことが、努力の日々を支える力となります。
ウィステリア科の皆さんは来年すぐに京都女子大学への推薦試験が行われます。意識して日々の授業や生活を大切に準備してください。
また、進路指導室の使い方や受験の方式などについても、進路ガイドブックをもとに説明したとおりです。進路ガイドブックをよく読み、疑問点があれば進路指導室に質問に来てください。担任の先生を中心に、進路指導室は資料の提供だけでなく、相談などさまざまな方向から皆さんを応援していきます。
高校3年生の進路オリエンテーションについて
4月19日(水)高校3年生普通科のみなさんを対象に進路オリエンテーションを講堂にて開催し、以下のようなお話しをさせていただきました。
大学入試は京都女子大学専願推薦・指定校推薦・学校推薦型選抜・総合型選抜・一般選抜など形態は変わっても志願校とのやりとり・手続きを行わなければならないのは同じです。専門学校や短期大学、大学校も同様です。さまざまな手続きには決まりや締め切りがあるため、それらを間違いなく進めることが必要です。今回はそのような受験のための大まかな形態や手続きについて説明しました。初めての事ばかりで戸惑うことも多いでしょう。自分の思い込みで解釈せず大学のWebページや大学から発行される選抜要綱で調べることが大切です。そして自分の志望校については自分自身が一番詳しくなりましょう。また共通テストや指定校推薦など、さまざまな受験に関する情報を担当される進路指導室の先生の紹介や、進路指導室にある赤本などの資料の使い方、これからの模試の受け方についてなどもお伝えしました。
3年生の皆さんはこれから自分自身と向き合い、具体的な進路を切り拓いていかねばなりません。クラス・学年の友人たちみんなで粘り強く希望を持って勉強にとりくみ、実力を養成しましょう。担任の先生を中心に、進路指導室は資料の提供だけでなく、相談や面接練習などさまざまな方向から皆さんを応援していきます。