高等学校文化祭準備日

2024年09月04日
高等学校
 いよいよ文化祭が来週に迫ってきました。きれいな歌声や金づちでくぎを打つ音やのこぎりで木材を切る音などが聞こえてきます。劇場では、リハーサルも行われています。文化祭企画委員を中心に生徒が主体的に取り組んでいます。生徒たちの力で良い文化祭にしてください。
 今年のスローガン
  『 980の藤の花よ 咲きほこれ! ~ in 2024 KGS Festival ~ 』
 京女のシンボルである藤の花のように、ひとつひとつが個々の光を放ちながら咲きますようにという願いを込めました。皆さん一人一人が主役であり、輝くべき存在です。唯一無二の美しい花を全校生徒一丸となって咲かせましょう!
 文化祭企画委員長

現在、令和7年度の教員(専任・常勤)募集を行っています。※8月19日(月)締切

詳細については、以下のサイトをクリックしてください。

 

採用情報|学校法人 京都女子学園 (kyoto-wu.ac.jp)

 

7月30日(火)に大阪市住之江区ATCホールで行われました、日経STEAM2024シンポジウム「常識を疑えポスターセッション」の部に高校2年生Ⅲ類型の有志が出場しました。

東山区に毎日通学する彼女たちが通学時や下校時にも感じている、京都市のオーバーツーリズム問題。これを解決するにはどうしたらよいのか、という問いから始まり、1学期間にかけて放課後等の時間も皆で集まり探究活動を進めてきました。そして、探究の成果を一枚のポスターにし、来場者の皆さんに発表しました。

たくさんの来場者の方々に足を止めていただき、発表を聞いていただくことができました。発表を見てくださった方々、本当にありがとうございました。

 高校2年生では,7月18日(木)に京都の金剛能楽堂にて能楽鑑賞会を実施しました。これは古典芸能にふれるという目的で古典探究の授業の一環として毎年実施しているものです。今年度は能「巴」,狂言「柿山伏」を鑑賞しました。

 まず能楽師の方から,能についてお話いただいた後,本日の能の見どころなども教えていただきました。その後ワークショップとして,全員で「巴」の謡の後半部分の謡を教えていただきました。謡の節回しが少し難しかったようですが,謡のリズムや言葉の美しさに注目することができました。次にクラスの代表者と教員の代表者が舞台に上がらせていただき仕舞「高砂」の一部分の舞を練習しました。構えやすり足,足拍子,扇を使った型など盛りだくさんでしたが,参加した生徒からは「難しかったけど面白かった」「良い体験になった」との声が聞かれました。

 その後狂言「柿山伏」では,山伏の滑稽な姿に笑い声がこぼれ,一転して能「巴」では義仲の最期に一戦お見せしようと奮戦し戦う巴の勇敢さ,そして義仲の願いとは言っても最期をともにできなかった巴の悲しみの場面に,それぞれが引き込まれていました。

 ぜひこの貴重な経験を今後の授業にも生かしていきたいと思います。

 

   高校2年生普通科(1組~8組)が,11月に修学旅行で沖縄を訪れます。この事前学習として,先日,沖縄の文化・歴史に関する講演会紅型(びんがた)ワークショップを行いました。

 講演会の講師として,地元テレビ番組等に出演されている沖縄のスーパーバスガイド・崎原真弓様をお招きしました。「琉球王国の歴史,先人の生き様から学ぶ肝心(ちむぐくる)」と題して,沖縄の文化・歴史に関するお話は勿論,空手や歌・踊りなどを披露して頂きました。沖縄の人々の「ちむぐくる」(精神,心のあり方)を感じると共に,今まで知らなかった沖縄のことをたくさん知ることができました。

 また,紅型工房チリントゥの講師の皆様をお招きし,2クラスずつ2時間の紅型ワークショップを行いました。沖縄戦後に奇跡の復興を遂げた紅型の歴史と技と美を学ばせて頂いた後,1人ひとりがコースター(ジンベイザメ・ハイビスカス・蝶々・カクレクマノミ)に染め作業を行いました。その後,代表生徒がデザインした旗(各クラス1枚ずつ,8枚あわせると1つの図案になります)にも,生徒たちが交替しながら染め作業を行いました。修学旅行のバスにこの旗を掲げ,沖縄での旅の安全を見守ってもらおうと考えています。

 誰もが,普段味わうことのできない貴重な体験ができました。

 夏休みも,「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」(仲宗根政善著)などの本を読み事前学習を進めていきます。

 今回の事前学習を行うにあたり,てぃーだ観光 崎原真弓様,紅型工房チリントゥ 戸谷真子様はじめ多くの講師の皆様に,多大なるご支援とご協力を賜りましたことに,御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 高校1年生ウィステリア・リサーチの授業では京都・花街の伝統文化についての調査研究を行っております。京都女子学園の竹安栄子学長のご紹介で、祇園新橋のお茶屋「にんべん」女将であり現役の芸妓さんでもある豆弘様と舞妓さんのまめ彩様にお越しいただき「花街の文化」についてのご講演が実現いたしました。生徒たちは目を輝かせつつ少し緊張しながら、一つ一つの言葉をしっかりと集中して熱心にメモを取っていました。祇園小唄など三曲の舞までご披露いただきました。今回ご縁をつないでくださった祇園新橋、白梅旅館の奥田朋子さまが「舞妓さんは生きている美術品ですよ」とおっしゃっていましたが、こういうことだと実感しました。
 最後に豆弘様から「花街のことをよく調べていますね。びっくりしました。」と生徒たちへのお褒めの言葉をいただきました。今回の講演会を「花街の伝統文化のすばらしさを発信し、守っていくために何ができるかを考え行動する」という形で活かしてくれることと思います。

 晴天にめぐまれ、4月25日、本校の体育館およびグラウンドにて球技大会が行われました。学年別・クラス対抗戦で、ドッヂボール、卓球、バスケットボールの3種目で競い合いました。

 新年度が始まって2週間ですが、それぞれのクラスで体育委員やチームキャプテンが中心となって、体育の時間や昼休みなどを利用し日々計画的に練習し作戦を練ってきました。

 すべての種目で熱戦が繰り広げられ、大きな歓声と拍手があちらこちらで沸き上がっていました。どのクラスも団結力がより深まったように思いました。この経験を活かし、これからどんなクラスに成長していくのか、どんな頑張りをしてくれるのか、とても楽しみにしています

【大会成績】

 ドッヂボール   1年  優 勝 1組 ・ 第2位 8組 ・ 第3位 4組

          2年  優 勝 1組 ・ 第2位 6組 ・ 第3位 5組

          3年  優 勝 1組 ・ 第2位 2組 ・ 第3位 9組

 卓 球      1年  優 勝 4組 ・ 第2位 5組 ・ 第3位 7組

          2年  優 勝 1組 ・ 第2位 4組 ・ 第3位 2組

          3年  優 勝 2組 ・ 第2位 11組 ・ 第3位 3組

 バスケットボール 1年  優 勝 5組 ・ 第2位 7組 ・ 第3位 8組

          2年  優 勝 4組 ・ 第2位 3組 ・ 第3位 1組

          3年  優 勝 11組 ・ 第2位 5組 ・ 第3位 8組

 

  

  

  

 4月20日(土)高校新入生研修会が大学の校舎で行われました。NY在住の演出家、インフルエンサーとして大活躍の本校卒業生、河村早規さんから「私の高校時代~夢のかなえ方~」と題しオンラインで講演していただきました。質問コーナーでは積極的に手が上がり「勇気」「挫折」「英語勉強法」「夢の見つけ方」など様々な質問に丁寧に答えていただきました。

 後半はこの春高校を卒業たばかりの大学生14名が講師として登壇。高校生活の在り方についてご自身の体験をふまえて説得力のあるお話をしていただきました。対面形式だったこともあり先輩たちの存在を身近に感じたことでしょう。ロールモデルとしての先輩たちは1年生たちに「私も京女でがんばれる」と希望と勇気を与えてくれました。

     

 立会演説会と生徒会選挙が行われました。立候補者が演説をした動画を視聴した後に、選挙を行いました。立候補者は「こんな学校にしたい」、「こんな活動をしたい」という想いを持って、堂々と話していました。各教室では真剣なまなざしで候補者の演説を聴きました。会長1名、副会長2名、書記長1名、会計長1名、会計監査2名が選ばれました。これからの活躍に期待します。
 
新入生に向けて高校生徒会の説明とクラブ紹介が5・6時間目に行われました。
劇、踊り、漫才など、各クラブが創意工夫した紹介をしてくれました。期待に胸をふくらました新入生は笑顔で見ていました。クラブ活動を通して自主性と社会性を育み、個性を伸ばしてほしいと願っています。