高校2年生が修学旅行事前学習を行いました

2024年07月24日
高等学校

   高校2年生普通科(1組~8組)が,11月に修学旅行で沖縄を訪れます。この事前学習として,先日,沖縄の文化・歴史に関する講演会紅型(びんがた)ワークショップを行いました。

 講演会の講師として,地元テレビ番組等に出演されている沖縄のスーパーバスガイド・崎原真弓様をお招きしました。「琉球王国の歴史,先人の生き様から学ぶ肝心(ちむぐくる)」と題して,沖縄の文化・歴史に関するお話は勿論,空手や歌・踊りなどを披露して頂きました。沖縄の人々の「ちむぐくる」(精神,心のあり方)を感じると共に,今まで知らなかった沖縄のことをたくさん知ることができました。

 また,紅型工房チリントゥの講師の皆様をお招きし,2クラスずつ2時間の紅型ワークショップを行いました。沖縄戦後に奇跡の復興を遂げた紅型の歴史と技と美を学ばせて頂いた後,1人ひとりがコースター(ジンベイザメ・ハイビスカス・蝶々・カクレクマノミ)に染め作業を行いました。その後,代表生徒がデザインした旗(各クラス1枚ずつ,8枚あわせると1つの図案になります)にも,生徒たちが交替しながら染め作業を行いました。修学旅行のバスにこの旗を掲げ,沖縄での旅の安全を見守ってもらおうと考えています。

 誰もが,普段味わうことのできない貴重な体験ができました。

 夏休みも,「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」(仲宗根政善著)などの本を読み事前学習を進めていきます。

 今回の事前学習を行うにあたり,てぃーだ観光 崎原真弓様,紅型工房チリントゥ 戸谷真子様はじめ多くの講師の皆様に,多大なるご支援とご協力を賜りましたことに,御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 高校1年生ウィステリア・リサーチの授業では京都・花街の伝統文化についての調査研究を行っております。京都女子学園の竹安栄子学長のご紹介で、祇園新橋のお茶屋「にんべん」女将であり現役の芸妓さんでもある豆弘様と舞妓さんのまめ彩様にお越しいただき「花街の文化」についてのご講演が実現いたしました。生徒たちは目を輝かせつつ少し緊張しながら、一つ一つの言葉をしっかりと集中して熱心にメモを取っていました。祇園小唄など三曲の舞までご披露いただきました。今回ご縁をつないでくださった祇園新橋、白梅旅館の奥田朋子さまが「舞妓さんは生きている美術品ですよ」とおっしゃっていましたが、こういうことだと実感しました。
 最後に豆弘様から「花街のことをよく調べていますね。びっくりしました。」と生徒たちへのお褒めの言葉をいただきました。今回の講演会を「花街の伝統文化のすばらしさを発信し、守っていくために何ができるかを考え行動する」という形で活かしてくれることと思います。

 晴天にめぐまれ、4月25日、本校の体育館およびグラウンドにて球技大会が行われました。学年別・クラス対抗戦で、ドッヂボール、卓球、バスケットボールの3種目で競い合いました。

 新年度が始まって2週間ですが、それぞれのクラスで体育委員やチームキャプテンが中心となって、体育の時間や昼休みなどを利用し日々計画的に練習し作戦を練ってきました。

 すべての種目で熱戦が繰り広げられ、大きな歓声と拍手があちらこちらで沸き上がっていました。どのクラスも団結力がより深まったように思いました。この経験を活かし、これからどんなクラスに成長していくのか、どんな頑張りをしてくれるのか、とても楽しみにしています

【大会成績】

 ドッヂボール   1年  優 勝 1組 ・ 第2位 8組 ・ 第3位 4組

          2年  優 勝 1組 ・ 第2位 6組 ・ 第3位 5組

          3年  優 勝 1組 ・ 第2位 2組 ・ 第3位 9組

 卓 球      1年  優 勝 4組 ・ 第2位 5組 ・ 第3位 7組

          2年  優 勝 1組 ・ 第2位 4組 ・ 第3位 2組

          3年  優 勝 2組 ・ 第2位 11組 ・ 第3位 3組

 バスケットボール 1年  優 勝 5組 ・ 第2位 7組 ・ 第3位 8組

          2年  優 勝 4組 ・ 第2位 3組 ・ 第3位 1組

          3年  優 勝 11組 ・ 第2位 5組 ・ 第3位 8組

 

  

  

  

 4月20日(土)高校新入生研修会が大学の校舎で行われました。NY在住の演出家、インフルエンサーとして大活躍の本校卒業生、河村早規さんから「私の高校時代~夢のかなえ方~」と題しオンラインで講演していただきました。質問コーナーでは積極的に手が上がり「勇気」「挫折」「英語勉強法」「夢の見つけ方」など様々な質問に丁寧に答えていただきました。

 後半はこの春高校を卒業たばかりの大学生14名が講師として登壇。高校生活の在り方についてご自身の体験をふまえて説得力のあるお話をしていただきました。対面形式だったこともあり先輩たちの存在を身近に感じたことでしょう。ロールモデルとしての先輩たちは1年生たちに「私も京女でがんばれる」と希望と勇気を与えてくれました。

     

 立会演説会と生徒会選挙が行われました。立候補者が演説をした動画を視聴した後に、選挙を行いました。立候補者は「こんな学校にしたい」、「こんな活動をしたい」という想いを持って、堂々と話していました。各教室では真剣なまなざしで候補者の演説を聴きました。会長1名、副会長2名、書記長1名、会計長1名、会計監査2名が選ばれました。これからの活躍に期待します。
 
新入生に向けて高校生徒会の説明とクラブ紹介が5・6時間目に行われました。
劇、踊り、漫才など、各クラブが創意工夫した紹介をしてくれました。期待に胸をふくらました新入生は笑顔で見ていました。クラブ活動を通して自主性と社会性を育み、個性を伸ばしてほしいと願っています。

 4月8日()、満開の桜の祝福を受けながら、令和6年度京都女子高等学校入学式を行いました。本校は浄土真宗本願寺派ゆかりの学校で、親鸞聖人の仏教精神を建学の精神としています。入学式も仏式の音楽法要の形で、中・高のオーケストラクラブの演奏とコーラスクラブの歌の流れる厳かな雰囲気で行われました。高校生の第一歩を踏み出した新入生は、これからの成長を予感させる希望に満ちたまなざしで式に臨んでいました。いざ、学びの道に勤しまん。

 

 生徒会の発案により、新校舎の工事を頑張ってくださっている方への感謝の気持ちをお伝えする看板を作成しました。
 これまでのご尽力に感謝し、これからも完成に向けて頑張っていただけるようお願いしました。

3月14日(木)の2~4限放射線に関するディベートを行いました。高1のⅢ類型、CSコース、中2の顕道コース生徒、約140名が参加しました。

この取り組みは東日本大震災をきっかけに始まり、毎年継続して行っています。

 

今回は、

①放射線の医療利用

②原発存続

③もし処理水を生活用水として利用するとしたら?

という3つのテーマを有志生徒が考えてくれました。

それぞれ賛成派、反対派に分かれてディベートを行いました。

 

このディベートには、京都大学の環境安全保健機構放射線管理部門の角山雄一先生、堀江正信先生にもアドバイザーとしてご参加いただき、発表者に対してご講評をいただきました。

 

自ら手を挙げてくれた26名の有志生徒の堂々とした発表はすばらしいものでした。

 

オーケストラ部 第40回定期演奏会のご案内

 

京都女子中学校高等学校オーケストラ部が第40回定期演奏会を開催いたします。ぜひお越しください!

 

日  時:2024年3月30日(土)

会  場:京都コンサートホール大ホール(全席指定,要整理券)

開  場:13時15分

開  演:14時

終演予定:16時

プログラム

J.シュトラウスⅡ:喜歌劇《こうもり》序曲
S.プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》より

「モンタギュー家とキャピュレット家」
A.グラズノフ:祝典序曲
N.リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェヘラザード》

 

※ 整理券は以下のURLからお求めください。

https://teket.jp/785/32112