高校文化祭二日目

文化最終日です。
 暑い中、たくさんの来校者がお越しくださいました。
生徒たちはその熱気に負けないくらいの最高のパフォーマンスを披露していました。
 劇やコーラスには審査が入り、より一層の緊張感がありました。
 本番前、円陣を組んだり、掛け声をかけたり、クラスは最高に団結します。発表後の集合写真撮影でも充実感のある良い顔をしています。
 結果はどうあれ、クラスで頑張ってきた過程を大切にしてください。その過程で素晴らしい経験が出来ていることでしょう。
 文化祭の取り組みで培った計画性、創造性、協働性、コミュニケーション能力!! これからの君たちにとってとても大切なチカラとなります。
 文化祭1日目の放課後に文化祭企画委員主催のパフォーマンス・フェスティバルを開催しました。文企三役が文化祭をさらに楽しくするために、そしてそれぞれの個性を京女生と共有し、お互いを知り認め合う機会を作る目的で開催しました。
 今年は大階段で初めて行いました。大階段、円居に多くの観客が集まり、にぎやかに行えました。
 京女の文化祭は昭和53年より定められている
『京女の文化祭とは「文化の祭典」である。各クラスの個性を生かし団結力を高められる発表にする。自分たちだけでなく見ている人も満足できる発表にする。』
ということを大切にしています。
 演じる側も見る側も一体となって楽しめた催しでした。
①シス単シスターズ   『漫才』
②ヴァイオリン有志   『バッハと愉快な仲間達』
③京女ダンス部     『希望のうた』
④高校箏曲部      『龍言』
⑤フォークソング部有志 『ふたりごと』
⑥1年2組3組有志     『歌唱』
⑦コーラス部         『コーラス発表』
⑧少林寺拳法部有志   『えりゅうと愉快な仲間たち』
⑨高校オーケストラ部  『オケ部バスターズ』
文化祭1日目です。
 劇場では迫真の演技、かっこよいミュージカルのダンス、コーラスの美しい歌声、クラスの個性が出た作品が披露されました。保護者の方々、在校生が鑑賞しているため今までよりもより一層緊張した中での発表でした。
 体育館では生徒会役員が企画し、執行部のメンバーで運営をするゲームが行われています。「謎解きスタンプラリー」、「射的」、「ボーリング」などの楽しい企画です。景品も用意しました。
 今年も31アイスの販売も行われました。長い列ができ、暑かったこともあり美味しそうに食べていました。
 この文化祭は文化祭企画委員を中心に多くの生徒が受付、クラス発表のチェック、劇場管理などの裏方として支えてくれています。この人たちがいるからこそ、皆の活躍があるのです。
 明日は文化祭最終日です。審査も行われます。テーマや作品を考えることから始まり、リハーサルをしていく間、多くの困難もあったかと思います。最後のステージ、クラスの想いを込めて発表をしてください。
文化祭前日です。
最終リハーサルが行われました。
リハーサルを重ねるごとに良い作品に仕上がってきました。
明日からの本番、舞台上で最高のパフォーマンスをしてください。
新校舎での文化祭! 大階段もジャンボポスターで華やかになっています!!

2025年8月8日(金)に大阪と東京の2会場で同時開催された『日経STEAM2025シンポジウム』に、高校1年顕道コースの生徒と高校2年Ⅲ類型の有志生徒が参加しました。出場したプログラムは、『私たちは問う 自由で豊かな未来のために 発表コンテスト』、『探究ポスター発表 アイデアの泉』、『デジタルアート発表・展示会』です。

『デジタルアート発表・展示会』では、最優秀賞である「上田バロン賞」受賞しました。また、『私たちは問う自由で豊かな未来のために 発表コンテスト』でプレゼン発表し、「SteAm特別賞」受賞しました。

また、『サントリーSunRISEフェロー特別セミナー』を受講し、『DIS STEAMゼミ』、『若手研究者との座談会』などの様々なプログラムにも参加・見学しました。全国から参加しておられる皆様の発表や交流を通して、大きな刺激と学びを頂きました。貴重な機会を頂いたことに、日本経済新聞社及びご参加の皆様に御礼申し上げます。

日経STEAM https://steam.nikkei.com/

 

 

【デジタルアートのテーマ・作品解説】

世界各地で悲惨な紛争が絶えない現代。紛争地域では、人々の命とともに、その地の文化も危機に瀕している。時代を超えて受け継がれてきた文化は、人々の魂だ。例えば、現在戦争の真っ只中にあるウクライナでは、日々多くの文化が消えゆこうとしている。その風土で育まれてきた文化が失われることは、人々の心に深い傷を残すことになるだろう。しかし、文化は希望の光だ。戦火で傷ついた人々の心のよりどころとなり、復興の架け橋となる。ウクライナ文化を中心に文化の価値を描いたこの作品は、文化を守ることが平和への道しるべとなることを伝えたい。争いによってかけがえのない文化が失われることなど決してあってはならない。未来の予測が困難な今こそ、先人たちが守り抜いてきた文化に希望を、そして光を見出すべきだ。

 

 新しい校舎になっての初めての文化祭準備日でした。今年度の高1と高2のコーラス発表は初めて大学講堂で行います。素晴らしい施設を使用してのリハーサルとなりました。歌声、演劇練習、金づちやのこぎりの音、にぎやかな一日でした。

  

 8月31日(日)、大阪・関西万博「ウーマンズパビリオン」のWAスペースにて、本校高校2年生の有志24名が、京都女子大学生と共に「ジェンダーワークショップ」に参加しました。
 生徒たちは7か月間にわたりプロジェクトチーム「ウーパビ」として探究活動を重ね、その成果をプレゼンテーションで発表しました。課題発見から調査・考察・提案まで、高校生ならではの視点でまとめた発表は大変高い評価をいただきました。
 第2部のパネルディスカッションでは、大学生や社会で活躍する女性と共に、本校生徒もパネラーとして登壇。「社会に出てからジェンダーの問題にどう向き合うか」について活発な意見交換が行われました。
 今回の発表の場を設けてくださった朝日新聞社、京都女子大学竹安学長をはじめ関係者の皆様、指導してくださったレジナ先生、支えてくださった保護者の皆様に深く感謝申し上げます。
 今後も「ウーパビ」の生徒たちが、ジェンダー平等社会の実現に向けて活躍してくれることを期待しています。
朝日新聞デジタル版も合わせてご覧ください。(9月1日付けの朝日新聞朝刊にも掲載)
 2学期になり、文化祭の準備が本格的に始まりました。劇での立ち位置の確認、コーラスの音取り、背景の作成などまだまだ試行錯誤の段階です。文化祭企画委員を中心に生徒が主体的に取り組んでいます。生徒たちの力で良い文化祭にしてください。
今年のスローガン
『 みんな輝いちゃってイイじゃん ~ So good な文化祭 in2025 ~ 』
 一人一人が個性溢れる輝きを放ち、その瞬間にしか創り出せないような最高の文化祭になりますようにという願いを込めました。
 一人一人が唯一無二の存在であり、輝ける存在です。自分の殻を破って弾けるような楽しい文化祭にしましょう!
文化祭企画委員長

 京都女子高校オーケストラ部の高校2年生と一部の高校1年生が、「全国高等学校総合文化祭 かがわ総文祭2025」器楽・管弦楽部門に、京都合同オーケストラの一員として出演しました。

 5校で構成された京都合同オーケストラは、各学校で異なる行事やテストの合間をぬって行われた限られた合同練習を重ね、チャイコフスキー作曲《スラヴ行進曲》を迫力ある演奏で披露しました。

 顕道コース高1が7月2日(水)に滋賀医科大学を訪問し、模擬授業2コマの受講メディカルミュージアムの見学をさせて頂きました。基礎看護学講座(形態・生理)教授 相見 良成先生消化器外科講師 貝田 佐知子先生にご講義頂きました。相見先生の授業「骨を見よう」では骨について、クイズを交えながら、大変わかりやすくご講義いただき、メディカルミュージアムのご案内もいただきました。貝田先生の授業「胃癌の手術からみる外科手術の進化―開腹手術からロボット手術まで(体験学習あり)」では、外科医を目指された経緯から、外科医として技術をどのように磨いてこられたか、また外科手術の過去から現在までの進歩の変遷をご講義頂きました。縫合のための道具や技術についてご説明頂いた後、実際に縫合の体験もさせて頂きました。両先生方のすばらしいご講義は、生徒に大きな学びと動機付けを与えて下さいました。貴重な機会を頂いた滋賀医科大学の関係のみなさまに心より感謝し、御礼申し上げます。以下に生徒の感想文をご紹介します。なお、講義受講後には、滋賀医科大学在学中の本校出身学生(医学科4名・看護学科2名)との座談会も実施しました。

【相見先生の授業の感想文(抜粋)】

・骨は部位によって全然形が違うけど、その形にはそれぞれ意味・理由があり、役割に合った形をしていると知りました。また、おもしろいクイズや分かりやすい解説をたくさんしてくださり楽しかったです。

・今まで当たり前にしてきた動きも骨の形と並び方などによってできてきたことだと知って自分でも調べて骨との関係性をもっと知りたくなりました。

・骨の奥深さに気づくことができ、もっと知りたいという探究心を高められました。これからもっと勉強していきたいという意欲、動機付けになったと思います。

・骨の種類や構造、働き、関節の構造、首が動く仕組み、頭蓋骨の細かい作りなど、知らないことをたくさん知ることができた。私はよく古生物のドキュメンタリーを見るのだが、骨の形や構造からその働きを類推していく、というのがとても似ているな、と感じた。

【貝田先生の授業の感想文(抜粋)】

・医療がどんどん進歩しているのが目に見えて面白いなと思った。特にダヴィンチのように手術をサポートするロボットが興味深かった。また、縫合にも様々な種類があり、部位や状況に合わせて使い分けているのだと分かった。縫合は大学に行ったらもっと練習して上手になりたい。

・先生が実際に外科医として現在も現場にいらっしゃるということで、手術の今をありのままに感じることができました。また、結紮の体験では想像以上に細かい作業をお医者さんが手際よく行っていらっしゃることを知り、改めて手術を行う方のすごさを実感しました。

・医療技術の進歩によって手術の仕方もどんどん変わっていることが興味深かった。ロボットを使うことで医師の負担が減り、患者の手術後の傷跡も小さくて済むようになるのはすごいと思った。縫合はとても難しかった。動画内ではこれを信じられないスピードでやっていたのでさすがだと思った。