高1 顕道 和歌山県立医科大学 訪問

2025年11月06日
高等学校

顕道コース高1は、10月8日(水)に和歌山県立医科大学を訪問しました。図書館やスキルスラボ、ドクターヘリの見学に加え、内科学第2講座の蘆田 玲子(あしだ れいこ)准教授による模擬授業を受講させていただきました。また、現在同大学医学部医学科に在学中の本校卒業生による講演も実施され、進路選択や大学生活について貴重なお話を伺うことができました。

今回の訪問を通して、生徒たちは医療現場の最前線に触れ、医学への理解を深めるとともに、自らの進路について考える貴重な機会を得ることができました。模擬授業を通じて学びへの意欲も高まり、生徒たちにとって大きな動機付けとなりました。このような貴重な機会をいただいた和歌山県立医科大学の皆様に、心より感謝申し上げます。

      

以下生徒の感想を掲載いたします。(2名)

  • ●今回の見学では、普段なかなか見ることができない医療の現場や、医学生の学びの場を実際に体験することができ、とても貴重な時間となりました。特に印象に残ったのは、ドクターヘリの見学です。実際に乗せていただき、患者さんの搬送方法などを間近で見学しました。テレビで見るのとは違い、命を救うために一秒でも早く現場に向かう医療従事者の強い使命感を感じました。また、医学生が受ける授業やスキルスラボでも多くの学びを得ました。スキルスラボでは、実際に体験を通して、医学生がどのように実践力を身につけているのかを知ることができました。中でも、心臓の鼓動や脈を再現できるベッド型の患者シミュレーターを使ったクイズ形式の体験はとても興味深かったです。今回の訪問を通して、医療は知識だけでなく、それをどう活かすかが重要であることを実感しました。チームで命を守る現場に触れ、医師になりたいという思いがさらに強くなりました。
  • ●和歌山県立医科大学は設備がとても整っており、学びやすい環境だと感じました。特に、医学部・薬学部・看護学部それぞれに設けられた図書館には、想像を超える蔵書があり、その規模に圧倒されました。医学生が受ける授業を受講し、その難しさを体験し、自分も今の勉強をもっと頑張ろうという意欲がわきました。スキルラボでは、実際の診療前に医学生がどのように経験を積んでいるのかを体験を通して学びました。実際に、心臓が正常に働いていない場合に、患者の脈がどのように変化するのかを体感しましたが、その種類の多さに驚きました。医師や医学生がこれらを覚え、正確に把握していることに深い尊敬の念を抱きました。また、テレビでしか見たことがなかったドクターヘリを実際に目にし、中にも入らせていただきました。コンパクトな機体の中に多くの医療機器が備えられていて、とても印象的でした。

     

       

 

 

 

文化最終日です。
 暑い中、たくさんの来校者がお越しくださいました。
生徒たちはその熱気に負けないくらいの最高のパフォーマンスを披露していました。
 劇やコーラスには審査が入り、より一層の緊張感がありました。
 本番前、円陣を組んだり、掛け声をかけたり、クラスは最高に団結します。発表後の集合写真撮影でも充実感のある良い顔をしています。
 結果はどうあれ、クラスで頑張ってきた過程を大切にしてください。その過程で素晴らしい経験が出来ていることでしょう。
 文化祭の取り組みで培った計画性、創造性、協働性、コミュニケーション能力!! これからの君たちにとってとても大切なチカラとなります。
 文化祭1日目の放課後に文化祭企画委員主催のパフォーマンス・フェスティバルを開催しました。文企三役が文化祭をさらに楽しくするために、そしてそれぞれの個性を京女生と共有し、お互いを知り認め合う機会を作る目的で開催しました。
 今年は大階段で初めて行いました。大階段、円居に多くの観客が集まり、にぎやかに行えました。
 京女の文化祭は昭和53年より定められている
『京女の文化祭とは「文化の祭典」である。各クラスの個性を生かし団結力を高められる発表にする。自分たちだけでなく見ている人も満足できる発表にする。』
ということを大切にしています。
 演じる側も見る側も一体となって楽しめた催しでした。
①シス単シスターズ   『漫才』
②ヴァイオリン有志   『バッハと愉快な仲間達』
③京女ダンス部     『希望のうた』
④高校箏曲部      『龍言』
⑤フォークソング部有志 『ふたりごと』
⑥1年2組3組有志     『歌唱』
⑦コーラス部         『コーラス発表』
⑧少林寺拳法部有志   『えりゅうと愉快な仲間たち』
⑨高校オーケストラ部  『オケ部バスターズ』
文化祭1日目です。
 劇場では迫真の演技、かっこよいミュージカルのダンス、コーラスの美しい歌声、クラスの個性が出た作品が披露されました。保護者の方々、在校生が鑑賞しているため今までよりもより一層緊張した中での発表でした。
 体育館では生徒会役員が企画し、執行部のメンバーで運営をするゲームが行われています。「謎解きスタンプラリー」、「射的」、「ボーリング」などの楽しい企画です。景品も用意しました。
 今年も31アイスの販売も行われました。長い列ができ、暑かったこともあり美味しそうに食べていました。
 この文化祭は文化祭企画委員を中心に多くの生徒が受付、クラス発表のチェック、劇場管理などの裏方として支えてくれています。この人たちがいるからこそ、皆の活躍があるのです。
 明日は文化祭最終日です。審査も行われます。テーマや作品を考えることから始まり、リハーサルをしていく間、多くの困難もあったかと思います。最後のステージ、クラスの想いを込めて発表をしてください。
文化祭前日です。
最終リハーサルが行われました。
リハーサルを重ねるごとに良い作品に仕上がってきました。
明日からの本番、舞台上で最高のパフォーマンスをしてください。
新校舎での文化祭! 大階段もジャンボポスターで華やかになっています!!

2025年8月8日(金)に大阪と東京の2会場で同時開催された『日経STEAM2025シンポジウム』に、高校1年顕道コースの生徒と高校2年Ⅲ類型の有志生徒が参加しました。出場したプログラムは、『私たちは問う 自由で豊かな未来のために 発表コンテスト』、『探究ポスター発表 アイデアの泉』、『デジタルアート発表・展示会』です。

『デジタルアート発表・展示会』では、最優秀賞である「上田バロン賞」受賞しました。また、『私たちは問う自由で豊かな未来のために 発表コンテスト』でプレゼン発表し、「SteAm特別賞」受賞しました。

また、『サントリーSunRISEフェロー特別セミナー』を受講し、『DIS STEAMゼミ』、『若手研究者との座談会』などの様々なプログラムにも参加・見学しました。全国から参加しておられる皆様の発表や交流を通して、大きな刺激と学びを頂きました。貴重な機会を頂いたことに、日本経済新聞社及びご参加の皆様に御礼申し上げます。

日経STEAM https://steam.nikkei.com/

 

 

【デジタルアートのテーマ・作品解説】

世界各地で悲惨な紛争が絶えない現代。紛争地域では、人々の命とともに、その地の文化も危機に瀕している。時代を超えて受け継がれてきた文化は、人々の魂だ。例えば、現在戦争の真っ只中にあるウクライナでは、日々多くの文化が消えゆこうとしている。その風土で育まれてきた文化が失われることは、人々の心に深い傷を残すことになるだろう。しかし、文化は希望の光だ。戦火で傷ついた人々の心のよりどころとなり、復興の架け橋となる。ウクライナ文化を中心に文化の価値を描いたこの作品は、文化を守ることが平和への道しるべとなることを伝えたい。争いによってかけがえのない文化が失われることなど決してあってはならない。未来の予測が困難な今こそ、先人たちが守り抜いてきた文化に希望を、そして光を見出すべきだ。

 

 新しい校舎になっての初めての文化祭準備日でした。今年度の高1と高2のコーラス発表は初めて大学講堂で行います。素晴らしい施設を使用してのリハーサルとなりました。歌声、演劇練習、金づちやのこぎりの音、にぎやかな一日でした。

  

 8月31日(日)、大阪・関西万博「ウーマンズパビリオン」のWAスペースにて、本校高校2年生の有志24名が、京都女子大学生と共に「ジェンダーワークショップ」に参加しました。
 生徒たちは7か月間にわたりプロジェクトチーム「ウーパビ」として探究活動を重ね、その成果をプレゼンテーションで発表しました。課題発見から調査・考察・提案まで、高校生ならではの視点でまとめた発表は大変高い評価をいただきました。
 第2部のパネルディスカッションでは、大学生や社会で活躍する女性と共に、本校生徒もパネラーとして登壇。「社会に出てからジェンダーの問題にどう向き合うか」について活発な意見交換が行われました。
 今回の発表の場を設けてくださった朝日新聞社、京都女子大学竹安学長をはじめ関係者の皆様、指導してくださったレジナ先生、支えてくださった保護者の皆様に深く感謝申し上げます。
 今後も「ウーパビ」の生徒たちが、ジェンダー平等社会の実現に向けて活躍してくれることを期待しています。
朝日新聞デジタル版も合わせてご覧ください。(9月1日付けの朝日新聞朝刊にも掲載)