『日経STEAM2025シンポジウム』にて2チームが受賞しました

2025年09月10日
高等学校

2025年8月8日(金)に大阪と東京の2会場で同時開催された『日経STEAM2025シンポジウム』に、高校1年顕道コースの生徒と高校2年Ⅲ類型の有志生徒が参加しました。出場したプログラムは、『私たちは問う 自由で豊かな未来のために 発表コンテスト』、『探究ポスター発表 アイデアの泉』、『デジタルアート発表・展示会』です。

『デジタルアート発表・展示会』では、最優秀賞である「上田バロン賞」受賞しました。また、『私たちは問う自由で豊かな未来のために 発表コンテスト』でプレゼン発表し、「SteAm特別賞」受賞しました。

また、『サントリーSunRISEフェロー特別セミナー』を受講し、『DIS STEAMゼミ』、『若手研究者との座談会』などの様々なプログラムにも参加・見学しました。全国から参加しておられる皆様の発表や交流を通して、大きな刺激と学びを頂きました。貴重な機会を頂いたことに、日本経済新聞社及びご参加の皆様に御礼申し上げます。

日経STEAM https://steam.nikkei.com/

 

 

【デジタルアートのテーマ・作品解説】

世界各地で悲惨な紛争が絶えない現代。紛争地域では、人々の命とともに、その地の文化も危機に瀕している。時代を超えて受け継がれてきた文化は、人々の魂だ。例えば、現在戦争の真っ只中にあるウクライナでは、日々多くの文化が消えゆこうとしている。その風土で育まれてきた文化が失われることは、人々の心に深い傷を残すことになるだろう。しかし、文化は希望の光だ。戦火で傷ついた人々の心のよりどころとなり、復興の架け橋となる。ウクライナ文化を中心に文化の価値を描いたこの作品は、文化を守ることが平和への道しるべとなることを伝えたい。争いによってかけがえのない文化が失われることなど決してあってはならない。未来の予測が困難な今こそ、先人たちが守り抜いてきた文化に希望を、そして光を見出すべきだ。