高校2年生国語科 能楽ワークショップを開催<6月4日(月)>

2018年6月5日

高等学校

 梅雨入りも間近な6月4日、高校2年生対象の「能楽ワークショップ」が行われました。H.30能楽ワークショップ2

 来週11日に金剛能楽堂にて行われる能楽鑑賞会を前に、「幽玄」「花」と言われてもなじみの薄い能楽に関心を持とうという趣旨で実施したものです。講師を担当した本校教員は大学時代に能楽研究会に所属していた経験があり、本格的な装束を身に付け、伸びる独特の声で、来週の演目である「八島」を謡い、舞いました。

 その姿は義経の姿そのもので、参加していた生徒たちも、時代を、そして空間を越えて、義経の戦いと苦悩の世界に引きずられ、一体となっていました。

 それに合わせたもう一人の本校教員の迫力ある声が体を揺るがすほどの迫力で、「地味」で「ゆっくり」といった生徒のマイナスイメージを瞬時に払拭しました。

 能の型や動き、そしてそれぞれの意味を詳しく説明してくれたので、能鑑賞の深みのきっかけとなりました。

 その後、実際に能面を付けて視界の狭さを体感しました。「面(おもて)をかける」ことで、気持ちが「演じ手」になりきり、見ている人も「観客」へと変わっていきました。

H.30能楽ワークショップ1 H.30能楽ワークショップ3

 実際に能の装束を代表の生徒に着付けするパフォーマンスがあり、盛んにシャッターが切られました。能の装束は色も金を施した鮮やかなもので、重量感もあり、体操着だった高校生がどんどんと能楽師に変身していく姿は本当に面白く、みんなも見入っていました。

H.30能楽ワークショップ4 H.30能楽ワークショップ5

 質問会あり、希望者全員の簡易な試着会ありと、参加者の生徒25名、先生7名は時代を越えて、室町から続く京の伝統芸能に堪能しました。